parfornir ruxu
制作修行者のたまに制作じゃない日記。
素晴らしき千秋楽
野外劇団 楽市楽座「鏡池物語」
今回、この大分公演のお手伝いをさせていただいた事は、とても得ることの多い経験となりました。
場所探しとその交渉に始り、足りない知識の補充や足りない力の補てん。
「公演」の本当の意味を知った思いです。
観客を楽しませる、とはよく言うけれど、それは本当に難しい。
野外ということは、客が「気をそらす要素」が周り中にある。
スタッフ無しのキャスト3名で全てを動かすので、衣装を替えたり楽器を持ちかえたりという事も、客の目に入る範囲で行われる。
しかしこれが、目に入らないほど「舞台の上」に惹きつけて放さない。
またこれは「通りかかった人を客席に着かせる魅力」でもある。
こんなステキな劇団に知り合え、大分の人に観てもらえた事を嬉しく思います。
引き合わせてくださった、ピカラックの谷瀬さんに感謝です。
今日、大分公演ラストステージでした。
最後の最後に、舞台の上から名前を呼んでいただいた感動と興奮といったら…
身に余る光栄でした。
あー
幸せ。
今回、この大分公演のお手伝いをさせていただいた事は、とても得ることの多い経験となりました。
場所探しとその交渉に始り、足りない知識の補充や足りない力の補てん。
「公演」の本当の意味を知った思いです。
観客を楽しませる、とはよく言うけれど、それは本当に難しい。
野外ということは、客が「気をそらす要素」が周り中にある。
スタッフ無しのキャスト3名で全てを動かすので、衣装を替えたり楽器を持ちかえたりという事も、客の目に入る範囲で行われる。
しかしこれが、目に入らないほど「舞台の上」に惹きつけて放さない。
またこれは「通りかかった人を客席に着かせる魅力」でもある。
こんなステキな劇団に知り合え、大分の人に観てもらえた事を嬉しく思います。
引き合わせてくださった、ピカラックの谷瀬さんに感謝です。
今日、大分公演ラストステージでした。
最後の最後に、舞台の上から名前を呼んでいただいた感動と興奮といったら…
身に余る光栄でした。
あー
幸せ。
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野外劇団 楽市楽座『鏡池物語』
中央商店街と竹町商店街に挟まれた、SLのある花の公園「若草公演」に、野外劇団が来ています。
15日(金曜日)~18日(月曜日)まで、毎晩19時開演です!
本日はなんと、ガレリアドーム広場のハニカムステージに登場します。
15時から竹町商店街のお船の前で唄い踊ります~
楽しいので、来てね!
15時までは、まちなか市場も楽しいです。
そんでそのままご飯食べて、19時になったら若草公園で芝居を観る。
完ぺきやね←
最近は、日没後はぐっと冷え込むので暖かい格好でお越しくださいまし~
円形舞台は池。
ぽっかり浮かんだ満月。
そのうえで繰り広げられる物語。
「わたし食堂」行ってきた。
食べ物屋ではなく芝居のタイトル。
受付のお手伝いをした関係もあって3回とも遠目に(笑)観たんだけど
3回ともあちこち違ってて(アドリブとかw)面白かった。
でもそれ、やってる人と3回観た人しか楽しめないから、善し悪しだと思う。
観たあたしは、面白かったよ。
いろいろ新しい試みのある公演だった。
成功してたと思う。
本人たちは、「もうちょっと時間にゆとりが欲しかった!」かもしれないけども。
そこかしこに焦りもあったんだろうけど、楽しめました。
気になったのは数か所のセリフ(に、使っている言い回しとか単語の選び方)とかなんで、観る側にある違和感は観た人の価値観でもあるので仕方ないと思う。
あとはあれですね。
ユニットだから仕方ないのかもしれないけど、スタッフも「ユニットメンバー」って自覚を持たせて集めないと今後厳しいんでないかと。
余計なお世話ですが。
自覚を持っているメンバーが「役者」しか集まらないのなら、それを前提として制作支援を他団体に早めに依頼するとかしないと、厳しいのではないかな。
辛辣な。
でも、正直な感想。
自分とこも、前回一番ダメだった点なので。
せんせいしよんのいくちゃんと、場内案内をしてくれた水中花メンバーがいなかったら、どうしようもなかったんで。
話は変わって~
うちの公演で、毎回思うんだけど~
時間があっても出来ないものは出来ないし、時間がなくても出来るものは出来る。
時間が無いのが分かっていれば、その時間をどう使うかっていう工夫をしなくてはいけない。
結局ね、演出と稽古場運営をする係の見通し次第なんよね。
でも、それには、台本が仕上がってないとどうしようもないんよね。
プロはやってますよ。興行では。
そこをなんとか出来るから、プロ(というかギャラが発生する立場になる)だと思うんよね。
アマチュアでもそうあらねば!って意見もあろうかと思うけど、それは出来てから言わんと。
締切に間に合わない作者のお尻を叩く人が絶対必要。
毎回「もう少し時間があれば!」っていう芝居をし続けるのはバカだと思うんで、(口悪ぅ~)仕上がりから逆算した稽古計画を立てるしかないんだよね。
そういう訳で、「もう少し時間があれば!」って思った公演で戯曲そのものは良かった芝居は、再演したほうがいいと思うんだな。
出来なかったことをそのまま置いて新しい事ばかりしても、進歩してんだかどうだか、ひとつも分からん。
新入団員の基礎も、時間をかけて丁寧にやったほうがいいと思う。
「後悔満載の芝居」のチケットとか、買ってくれた人にすごく失礼。
なので、やり切りました!全力投球しました!って心の底から胸張って言える芝居をつくりたいですね。
出来不出来は、それを続けることで「よい出来!」ってなると思うんだ~
出来ればいいな、な段階を脱してないけど。
受付のお手伝いをした関係もあって3回とも遠目に(笑)観たんだけど
3回ともあちこち違ってて(アドリブとかw)面白かった。
でもそれ、やってる人と3回観た人しか楽しめないから、善し悪しだと思う。
観たあたしは、面白かったよ。
いろいろ新しい試みのある公演だった。
成功してたと思う。
本人たちは、「もうちょっと時間にゆとりが欲しかった!」かもしれないけども。
そこかしこに焦りもあったんだろうけど、楽しめました。
気になったのは数か所のセリフ(に、使っている言い回しとか単語の選び方)とかなんで、観る側にある違和感は観た人の価値観でもあるので仕方ないと思う。
あとはあれですね。
ユニットだから仕方ないのかもしれないけど、スタッフも「ユニットメンバー」って自覚を持たせて集めないと今後厳しいんでないかと。
余計なお世話ですが。
自覚を持っているメンバーが「役者」しか集まらないのなら、それを前提として制作支援を他団体に早めに依頼するとかしないと、厳しいのではないかな。
辛辣な。
でも、正直な感想。
自分とこも、前回一番ダメだった点なので。
せんせいしよんのいくちゃんと、場内案内をしてくれた水中花メンバーがいなかったら、どうしようもなかったんで。
話は変わって~
うちの公演で、毎回思うんだけど~
時間があっても出来ないものは出来ないし、時間がなくても出来るものは出来る。
時間が無いのが分かっていれば、その時間をどう使うかっていう工夫をしなくてはいけない。
結局ね、演出と稽古場運営をする係の見通し次第なんよね。
でも、それには、台本が仕上がってないとどうしようもないんよね。
プロはやってますよ。興行では。
そこをなんとか出来るから、プロ(というかギャラが発生する立場になる)だと思うんよね。
アマチュアでもそうあらねば!って意見もあろうかと思うけど、それは出来てから言わんと。
締切に間に合わない作者のお尻を叩く人が絶対必要。
毎回「もう少し時間があれば!」っていう芝居をし続けるのはバカだと思うんで、(口悪ぅ~)仕上がりから逆算した稽古計画を立てるしかないんだよね。
そういう訳で、「もう少し時間があれば!」って思った公演で戯曲そのものは良かった芝居は、再演したほうがいいと思うんだな。
出来なかったことをそのまま置いて新しい事ばかりしても、進歩してんだかどうだか、ひとつも分からん。
新入団員の基礎も、時間をかけて丁寧にやったほうがいいと思う。
「後悔満載の芝居」のチケットとか、買ってくれた人にすごく失礼。
なので、やり切りました!全力投球しました!って心の底から胸張って言える芝居をつくりたいですね。
出来不出来は、それを続けることで「よい出来!」ってなると思うんだ~
出来ればいいな、な段階を脱してないけど。
熊本で観劇。
101年目の太宰治を観てきました。
しれ~っと行こうと思ってたら、渚ちゃんと清末さんも行くってことで、便乗!乗合!経費削減(違?)
太宰って、共感力を発揮できないと、文芸的な愚痴なので、集中して観ました。
↑好きな人、すんません。
冬の花火。
そこに居ることへの懐疑、抵抗、先を考えまいとするがゆえの「自立」の手段、しかし義母への愛と罪悪感(歓迎されるものであるが世間的な良し)がキッカケで地域コミュニティでの労働を尊ぶ者に変換しようとした矢先の裏切り。
そういう、連綿とした感情の流れがセリフで「言葉」の力で伝わっても、いまいち、にじむような狂おしさを感じず、ぐるぐるとくすぶる。
冬の花火のように、そこにそうやってくすぶる。
場違いな火花と煙がぐるぐる。
義母と娘が同時に破裂する、「女」が弱く感じた。
面白い演出なのだけど、あまり有効に感じなかった。
なんでだろう。
面白かったのに。
休憩後、春の枯葉。
世界観が分裂してて、今なのか昔なのか、はっきりしないまま、やっぱ戦後?みたいな。
なぜそこで雪駄?とか変なこと気にしていたら菊代のエロスにやられた。
恵さんは、生命力のあるエロスを堂々と流しだす人だとおもう。
退廃的でも煽情的でもあるけど、それを上回る圧倒的な生命力が菊代にあり、「女」としてのふてぶてしさが、いっそ小気味よく感じた。
うがった見方をすると、節子のかたくなな岩戸を菊代の踊りが開かせ、新世界へいざない、節子がやっと、その両手で雪をかき分けたら結局その人の足元にもみずみずしい青葉や新芽はなく、枯葉であった。というような後半。
ぐぐーっと、妄想の世界に飛び込めた。
舞台は、騙されて、妄想させてもらって、やられた!って思って、やっと満足する。
難しいですなあ。
この2作に関しては、冬の花火のほうが、愚痴なんですよね、やっぱ。
春の枯葉は彼の恋する女たちvs彼や彼の兄の妻、そして彼vs理想の彼な気がする。
愚痴より、葛藤のほうが面白いのは、あたしが愚痴体質だからだと思う。
そして、解決しない悩みに葛藤するのが好きなのだと思う。
だから漱石もいいなーって思うのだろう。
業 です、ね。
しれ~っと行こうと思ってたら、渚ちゃんと清末さんも行くってことで、便乗!乗合!経費削減(違?)
太宰って、共感力を発揮できないと、文芸的な愚痴なので、集中して観ました。
↑好きな人、すんません。
冬の花火。
そこに居ることへの懐疑、抵抗、先を考えまいとするがゆえの「自立」の手段、しかし義母への愛と罪悪感(歓迎されるものであるが世間的な良し)がキッカケで地域コミュニティでの労働を尊ぶ者に変換しようとした矢先の裏切り。
そういう、連綿とした感情の流れがセリフで「言葉」の力で伝わっても、いまいち、にじむような狂おしさを感じず、ぐるぐるとくすぶる。
冬の花火のように、そこにそうやってくすぶる。
場違いな火花と煙がぐるぐる。
義母と娘が同時に破裂する、「女」が弱く感じた。
面白い演出なのだけど、あまり有効に感じなかった。
なんでだろう。
面白かったのに。
休憩後、春の枯葉。
世界観が分裂してて、今なのか昔なのか、はっきりしないまま、やっぱ戦後?みたいな。
なぜそこで雪駄?とか変なこと気にしていたら菊代のエロスにやられた。
恵さんは、生命力のあるエロスを堂々と流しだす人だとおもう。
退廃的でも煽情的でもあるけど、それを上回る圧倒的な生命力が菊代にあり、「女」としてのふてぶてしさが、いっそ小気味よく感じた。
うがった見方をすると、節子のかたくなな岩戸を菊代の踊りが開かせ、新世界へいざない、節子がやっと、その両手で雪をかき分けたら結局その人の足元にもみずみずしい青葉や新芽はなく、枯葉であった。というような後半。
ぐぐーっと、妄想の世界に飛び込めた。
舞台は、騙されて、妄想させてもらって、やられた!って思って、やっと満足する。
難しいですなあ。
この2作に関しては、冬の花火のほうが、愚痴なんですよね、やっぱ。
春の枯葉は彼の恋する女たちvs彼や彼の兄の妻、そして彼vs理想の彼な気がする。
愚痴より、葛藤のほうが面白いのは、あたしが愚痴体質だからだと思う。
そして、解決しない悩みに葛藤するのが好きなのだと思う。
だから漱石もいいなーって思うのだろう。
業 です、ね。
音楽劇。
組曲虐殺
オペラは、筋をしらないとチンプンカンプンなわたし。
ミュージカルも、舞踏の激しいものは筋をしらないとついていけない時がある。
「音楽劇」ときくと、ミュージカルの和訳でもあるんだけど、安心感がある。聴いてたら、意味が分かるんだよね?と。
でまあ、この「組曲虐殺」ですが、やっぱり泣きました。
「太鼓たたいて笛ふいて」でも思ったけれど、表面的な知識でしか知らない人が興味を持つきっかけになっていいですよね。
映画でも、「チェ」や「血と骨」を一緒に観た人へ、いろいろ聞かれて解説した。
おお、そこに興味もったか!と嬉しくなったりする。
でも…
うーん。
S席:8,400円、A席:6,300円、学生割引でも5,250円。
富裕層が拍手を送る「プロレタリア文学」にちょびっと違和感。。。
いや、あの芝居への値段としては高くないですよ。高くないですけど、なんとなくね。
どうでもいい話だけど、神野三鈴さんがいつも倍賞千恵子さんに見える。
背格好と声がね。
オペラは、筋をしらないとチンプンカンプンなわたし。
ミュージカルも、舞踏の激しいものは筋をしらないとついていけない時がある。
「音楽劇」ときくと、ミュージカルの和訳でもあるんだけど、安心感がある。聴いてたら、意味が分かるんだよね?と。
でまあ、この「組曲虐殺」ですが、やっぱり泣きました。
「太鼓たたいて笛ふいて」でも思ったけれど、表面的な知識でしか知らない人が興味を持つきっかけになっていいですよね。
映画でも、「チェ」や「血と骨」を一緒に観た人へ、いろいろ聞かれて解説した。
おお、そこに興味もったか!と嬉しくなったりする。
でも…
うーん。
S席:8,400円、A席:6,300円、学生割引でも5,250円。
富裕層が拍手を送る「プロレタリア文学」にちょびっと違和感。。。
いや、あの芝居への値段としては高くないですよ。高くないですけど、なんとなくね。
どうでもいい話だけど、神野三鈴さんがいつも倍賞千恵子さんに見える。
背格好と声がね。
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