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Dividual Plays―身体の無意識とシステムとの対話」

顔…特に目が痒かったので、とうとうマスカラで誤魔化すこともせず山口まで素っぴんで行ったー(笑)


RAMのシステム?ソフト?がどんなものか今一つ理解してないまま行く暴挙。
フライヤがかっこよかったし、あの意匠で何となくやろうとしてる事が検討ついたんで行きたかったのよね。
で、YCAMでランチしながら伊達さんに詳しく教えてもらう…そしてご馳走になってしまった…Σ(´□`;)
パスタもパンも林檎ドレッシングも美味しかったー!ご馳走さまでしたー!
カフェレストランでも会場でも伊達さんの知人に会う会う。さすがですよ、伊達さん。


そんなこんなで押し押しの開場。
ホワイエにあるモニタでRAMの実験経過が見られて時間潰しできるものの、開演時間を過ぎても開場しないのは初体験。
どういう状況で遅れているのかアナウンスくらいして然るべきであろうと悪態をつくあたし。大人げない。
全体が見渡せる一番上の席に座る。
すんごい見る。モニタと箱庭とダンサーを見比べる。
つい「成る程」と声が出る。家か!こら!
最初こそ全体を見るようにしていたけど無理がある。
どうしても箱庭が気になるあたし。
右目の端でダンサーを捉えながらも動きでどのシステムがどう反応してるのかとかタイムラグを見るのが愉しくてたまらない。
脳がフル回転しているまま公演が終わった。
うわー
今夜の脳が心配なくらい久しぶりに右脳と左脳を同時に使ったーとフンフンする。
ポストトークでも大西さんの話が一番興味深かった。
そのあとはゲストレクチャー。
講師は慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授の稲見さん。
フィジカルに影響を与えるイレギュラなアクションを話すのにスポーツを例に出すのはあたしでも浮かんでた事だけど、まさかの鍋。
てっちり(笑)
ツカミでしっかり引き寄せられて最後まで愉しく聞けました。50分があっという間だったなあ。


メディアアートとインタラクティブ・プログラミングが気になるご時世。
ダンス公演を観たいと言うよりはプログラミング・デバイスデザインとサウンドプログラミングが楽しみでした。
ガッツリ!いや、予想以上に面白かった。
生録音してたらそのCD買いますってくらい好みのノイズ。 
引き比べてダンスはどうかというと、普通だった。
ダンサーの身体の利きかたは素晴らしくてコンテとしてはレベルが高いんだろうなとは分かったけれど、新しい感動は特には感じなかった。
そして入力と出力の境界が分からなかった。
これは、この公演の目的からすると成功なんだと思う。
モニタに入力結果が映し出され、それを見て、見たとも考えたとも感じさせずに取り入れ、出力する身体。
RAMがこれからどうなるのか、RAMを使ったダンサーがRAMを外した後どんな変化をするのか。というのが課題のワークだと思う。


NHKの「ネクストワールド」で出てきた予測システムでの人工知能にも似たRAMが、生身の振り付け師を超えた未来は、正直、あんまり見たくない。
レクチャーにも出たように、世界最強はシステムとタッグを組んだ人間になるんだろうか。
とかとか妄想は続く。


そうそう、伊達さんに教えてもらって、美味しい外郎をお土産に買うことが出来ました☆
長年、山口の外郎は旨い!と言い続けていたあたし。やっと山口の中でも美味しいお店に行けた…嬉しい(’-’*)♪




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