parfornir ruxu
制作修行者のたまに制作じゃない日記。
「わたし食堂」行ってきた。
食べ物屋ではなく芝居のタイトル。
受付のお手伝いをした関係もあって3回とも遠目に(笑)観たんだけど
3回ともあちこち違ってて(アドリブとかw)面白かった。
でもそれ、やってる人と3回観た人しか楽しめないから、善し悪しだと思う。
観たあたしは、面白かったよ。
いろいろ新しい試みのある公演だった。
成功してたと思う。
本人たちは、「もうちょっと時間にゆとりが欲しかった!」かもしれないけども。
そこかしこに焦りもあったんだろうけど、楽しめました。
気になったのは数か所のセリフ(に、使っている言い回しとか単語の選び方)とかなんで、観る側にある違和感は観た人の価値観でもあるので仕方ないと思う。
あとはあれですね。
ユニットだから仕方ないのかもしれないけど、スタッフも「ユニットメンバー」って自覚を持たせて集めないと今後厳しいんでないかと。
余計なお世話ですが。
自覚を持っているメンバーが「役者」しか集まらないのなら、それを前提として制作支援を他団体に早めに依頼するとかしないと、厳しいのではないかな。
辛辣な。
でも、正直な感想。
自分とこも、前回一番ダメだった点なので。
せんせいしよんのいくちゃんと、場内案内をしてくれた水中花メンバーがいなかったら、どうしようもなかったんで。
話は変わって~
うちの公演で、毎回思うんだけど~
時間があっても出来ないものは出来ないし、時間がなくても出来るものは出来る。
時間が無いのが分かっていれば、その時間をどう使うかっていう工夫をしなくてはいけない。
結局ね、演出と稽古場運営をする係の見通し次第なんよね。
でも、それには、台本が仕上がってないとどうしようもないんよね。
プロはやってますよ。興行では。
そこをなんとか出来るから、プロ(というかギャラが発生する立場になる)だと思うんよね。
アマチュアでもそうあらねば!って意見もあろうかと思うけど、それは出来てから言わんと。
締切に間に合わない作者のお尻を叩く人が絶対必要。
毎回「もう少し時間があれば!」っていう芝居をし続けるのはバカだと思うんで、(口悪ぅ~)仕上がりから逆算した稽古計画を立てるしかないんだよね。
そういう訳で、「もう少し時間があれば!」って思った公演で戯曲そのものは良かった芝居は、再演したほうがいいと思うんだな。
出来なかったことをそのまま置いて新しい事ばかりしても、進歩してんだかどうだか、ひとつも分からん。
新入団員の基礎も、時間をかけて丁寧にやったほうがいいと思う。
「後悔満載の芝居」のチケットとか、買ってくれた人にすごく失礼。
なので、やり切りました!全力投球しました!って心の底から胸張って言える芝居をつくりたいですね。
出来不出来は、それを続けることで「よい出来!」ってなると思うんだ~
出来ればいいな、な段階を脱してないけど。
受付のお手伝いをした関係もあって3回とも遠目に(笑)観たんだけど
3回ともあちこち違ってて(アドリブとかw)面白かった。
でもそれ、やってる人と3回観た人しか楽しめないから、善し悪しだと思う。
観たあたしは、面白かったよ。
いろいろ新しい試みのある公演だった。
成功してたと思う。
本人たちは、「もうちょっと時間にゆとりが欲しかった!」かもしれないけども。
そこかしこに焦りもあったんだろうけど、楽しめました。
気になったのは数か所のセリフ(に、使っている言い回しとか単語の選び方)とかなんで、観る側にある違和感は観た人の価値観でもあるので仕方ないと思う。
あとはあれですね。
ユニットだから仕方ないのかもしれないけど、スタッフも「ユニットメンバー」って自覚を持たせて集めないと今後厳しいんでないかと。
余計なお世話ですが。
自覚を持っているメンバーが「役者」しか集まらないのなら、それを前提として制作支援を他団体に早めに依頼するとかしないと、厳しいのではないかな。
辛辣な。
でも、正直な感想。
自分とこも、前回一番ダメだった点なので。
せんせいしよんのいくちゃんと、場内案内をしてくれた水中花メンバーがいなかったら、どうしようもなかったんで。
話は変わって~
うちの公演で、毎回思うんだけど~
時間があっても出来ないものは出来ないし、時間がなくても出来るものは出来る。
時間が無いのが分かっていれば、その時間をどう使うかっていう工夫をしなくてはいけない。
結局ね、演出と稽古場運営をする係の見通し次第なんよね。
でも、それには、台本が仕上がってないとどうしようもないんよね。
プロはやってますよ。興行では。
そこをなんとか出来るから、プロ(というかギャラが発生する立場になる)だと思うんよね。
アマチュアでもそうあらねば!って意見もあろうかと思うけど、それは出来てから言わんと。
締切に間に合わない作者のお尻を叩く人が絶対必要。
毎回「もう少し時間があれば!」っていう芝居をし続けるのはバカだと思うんで、(口悪ぅ~)仕上がりから逆算した稽古計画を立てるしかないんだよね。
そういう訳で、「もう少し時間があれば!」って思った公演で戯曲そのものは良かった芝居は、再演したほうがいいと思うんだな。
出来なかったことをそのまま置いて新しい事ばかりしても、進歩してんだかどうだか、ひとつも分からん。
新入団員の基礎も、時間をかけて丁寧にやったほうがいいと思う。
「後悔満載の芝居」のチケットとか、買ってくれた人にすごく失礼。
なので、やり切りました!全力投球しました!って心の底から胸張って言える芝居をつくりたいですね。
出来不出来は、それを続けることで「よい出来!」ってなると思うんだ~
出来ればいいな、な段階を脱してないけど。
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熊本で観劇。
101年目の太宰治を観てきました。
しれ~っと行こうと思ってたら、渚ちゃんと清末さんも行くってことで、便乗!乗合!経費削減(違?)
太宰って、共感力を発揮できないと、文芸的な愚痴なので、集中して観ました。
↑好きな人、すんません。
冬の花火。
そこに居ることへの懐疑、抵抗、先を考えまいとするがゆえの「自立」の手段、しかし義母への愛と罪悪感(歓迎されるものであるが世間的な良し)がキッカケで地域コミュニティでの労働を尊ぶ者に変換しようとした矢先の裏切り。
そういう、連綿とした感情の流れがセリフで「言葉」の力で伝わっても、いまいち、にじむような狂おしさを感じず、ぐるぐるとくすぶる。
冬の花火のように、そこにそうやってくすぶる。
場違いな火花と煙がぐるぐる。
義母と娘が同時に破裂する、「女」が弱く感じた。
面白い演出なのだけど、あまり有効に感じなかった。
なんでだろう。
面白かったのに。
休憩後、春の枯葉。
世界観が分裂してて、今なのか昔なのか、はっきりしないまま、やっぱ戦後?みたいな。
なぜそこで雪駄?とか変なこと気にしていたら菊代のエロスにやられた。
恵さんは、生命力のあるエロスを堂々と流しだす人だとおもう。
退廃的でも煽情的でもあるけど、それを上回る圧倒的な生命力が菊代にあり、「女」としてのふてぶてしさが、いっそ小気味よく感じた。
うがった見方をすると、節子のかたくなな岩戸を菊代の踊りが開かせ、新世界へいざない、節子がやっと、その両手で雪をかき分けたら結局その人の足元にもみずみずしい青葉や新芽はなく、枯葉であった。というような後半。
ぐぐーっと、妄想の世界に飛び込めた。
舞台は、騙されて、妄想させてもらって、やられた!って思って、やっと満足する。
難しいですなあ。
この2作に関しては、冬の花火のほうが、愚痴なんですよね、やっぱ。
春の枯葉は彼の恋する女たちvs彼や彼の兄の妻、そして彼vs理想の彼な気がする。
愚痴より、葛藤のほうが面白いのは、あたしが愚痴体質だからだと思う。
そして、解決しない悩みに葛藤するのが好きなのだと思う。
だから漱石もいいなーって思うのだろう。
業 です、ね。
しれ~っと行こうと思ってたら、渚ちゃんと清末さんも行くってことで、便乗!乗合!経費削減(違?)
太宰って、共感力を発揮できないと、文芸的な愚痴なので、集中して観ました。
↑好きな人、すんません。
冬の花火。
そこに居ることへの懐疑、抵抗、先を考えまいとするがゆえの「自立」の手段、しかし義母への愛と罪悪感(歓迎されるものであるが世間的な良し)がキッカケで地域コミュニティでの労働を尊ぶ者に変換しようとした矢先の裏切り。
そういう、連綿とした感情の流れがセリフで「言葉」の力で伝わっても、いまいち、にじむような狂おしさを感じず、ぐるぐるとくすぶる。
冬の花火のように、そこにそうやってくすぶる。
場違いな火花と煙がぐるぐる。
義母と娘が同時に破裂する、「女」が弱く感じた。
面白い演出なのだけど、あまり有効に感じなかった。
なんでだろう。
面白かったのに。
休憩後、春の枯葉。
世界観が分裂してて、今なのか昔なのか、はっきりしないまま、やっぱ戦後?みたいな。
なぜそこで雪駄?とか変なこと気にしていたら菊代のエロスにやられた。
恵さんは、生命力のあるエロスを堂々と流しだす人だとおもう。
退廃的でも煽情的でもあるけど、それを上回る圧倒的な生命力が菊代にあり、「女」としてのふてぶてしさが、いっそ小気味よく感じた。
うがった見方をすると、節子のかたくなな岩戸を菊代の踊りが開かせ、新世界へいざない、節子がやっと、その両手で雪をかき分けたら結局その人の足元にもみずみずしい青葉や新芽はなく、枯葉であった。というような後半。
ぐぐーっと、妄想の世界に飛び込めた。
舞台は、騙されて、妄想させてもらって、やられた!って思って、やっと満足する。
難しいですなあ。
この2作に関しては、冬の花火のほうが、愚痴なんですよね、やっぱ。
春の枯葉は彼の恋する女たちvs彼や彼の兄の妻、そして彼vs理想の彼な気がする。
愚痴より、葛藤のほうが面白いのは、あたしが愚痴体質だからだと思う。
そして、解決しない悩みに葛藤するのが好きなのだと思う。
だから漱石もいいなーって思うのだろう。
業 です、ね。
ご来場、ありがとうございました!
たまに「初日に間に合ってない」という劇評をみますが
まさにそうでした。
やはりね、全体を総括して逆引きの計画をたてないとダメなんよ。
反省。
初日に来ていただいたお客様に申し訳なかったです。
あれで、精一杯でした。
んでも手前みそだが、アキラもノゾミもよかった。
星川も直前のダメをよく消化してた。
できるだけのことはやった。
でも、日曜の夜が、一番、総合的によかった。
(部分的には各回に最高がある)
どこで「良し」とするか、でもあるけど
アンケートを読んで「よくわからなかった」という感想をちらほら、いただいた。
演出するからシンケンに読んで、初めて気づくことも多い戯曲だったので、戯曲を読んでない人が1回で「分からない」というのは当然だと思った。
で、
「芝居」を見るひと「演出」をみるひと「ストーリー」を追う人「役者」を見る人で感想が顕著に分かれるのが、アンケートを読む醍醐味です。
芝居を見る人が一番、自分の「想像」を「感じたこと」を書いてくれているので嬉しい。
心理描写のBGMを、場のブリッジ以外で排除したのは、そういうお客さんに自由に想像をしてほしかったから。
ちょーうれしい。
でもこういう演出は役者に負担がかかる。
1回の芝居でトータル10分程度しか舞台に立ったことのない2人が、40分出ずっぱりの戯曲にチャレンジしてくれて、しかも、あたしの「読み解く」という演出についてきてくれて、ほんとうに感謝してます。
それにしても、難しい戯曲でした。
奥に隠したりちりばめたりした、小説や映画のテーマまでを潜ませているんだもんな。
難しかった。。。。
チェーホフの舞台が好きな人には好きかも。
です。
何にしても、ご来場いただいたみなさまには感謝です。
ちなみに、土曜日のキングアトラクションは、日曜日には休園でございました。
まさにそうでした。
やはりね、全体を総括して逆引きの計画をたてないとダメなんよ。
反省。
初日に来ていただいたお客様に申し訳なかったです。
あれで、精一杯でした。
んでも手前みそだが、アキラもノゾミもよかった。
星川も直前のダメをよく消化してた。
できるだけのことはやった。
でも、日曜の夜が、一番、総合的によかった。
(部分的には各回に最高がある)
どこで「良し」とするか、でもあるけど
アンケートを読んで「よくわからなかった」という感想をちらほら、いただいた。
演出するからシンケンに読んで、初めて気づくことも多い戯曲だったので、戯曲を読んでない人が1回で「分からない」というのは当然だと思った。
で、
「芝居」を見るひと「演出」をみるひと「ストーリー」を追う人「役者」を見る人で感想が顕著に分かれるのが、アンケートを読む醍醐味です。
芝居を見る人が一番、自分の「想像」を「感じたこと」を書いてくれているので嬉しい。
心理描写のBGMを、場のブリッジ以外で排除したのは、そういうお客さんに自由に想像をしてほしかったから。
ちょーうれしい。
でもこういう演出は役者に負担がかかる。
1回の芝居でトータル10分程度しか舞台に立ったことのない2人が、40分出ずっぱりの戯曲にチャレンジしてくれて、しかも、あたしの「読み解く」という演出についてきてくれて、ほんとうに感謝してます。
それにしても、難しい戯曲でした。
奥に隠したりちりばめたりした、小説や映画のテーマまでを潜ませているんだもんな。
難しかった。。。。
チェーホフの舞台が好きな人には好きかも。
です。
何にしても、ご来場いただいたみなさまには感謝です。
ちなみに、土曜日のキングアトラクションは、日曜日には休園でございました。
役者も驚く。
能天気な演出とはあたしの事だ。
制作の仕事はキー!!となにそうなのを堪えてやっている。
でも演出は山をとっくに越えたようだ。
稽古のあと、頭が冴えすぎて眠れなかったのは2月から3月にかけてで終わった。
4月に入ってから、場のつなぎと音で少し悩んだけど、眠れないほではなかった。
っていうか、普段から3時~4時に寝るので、眠れない=徹夜なわけで。
5月に入ってからは、なるたけ2時には寝るようにしているけど、10時か11時に夕飯、お風呂、片づけ、なんてやってるので、ゆっくり出来る時間がどうしても1時~3時になる。
こないだ通しをして、それを録画したのもを全員で見て、アーダコーダ言ってもう一度部分なおしをやった。
なんちゅうか、演出終わったね。
うん。
あとは、つけた演出を、役者がどう芝居にしてくれるかだね。
「もう出来たから、後はテンポと間に気をつけて、小道具をさばくところを稽古したらいいねえ」
て言ったらみのりちゃんに驚かれた。
あはははは。
制作の仕事はキー!!となにそうなのを堪えてやっている。
でも演出は山をとっくに越えたようだ。
稽古のあと、頭が冴えすぎて眠れなかったのは2月から3月にかけてで終わった。
4月に入ってから、場のつなぎと音で少し悩んだけど、眠れないほではなかった。
っていうか、普段から3時~4時に寝るので、眠れない=徹夜なわけで。
5月に入ってからは、なるたけ2時には寝るようにしているけど、10時か11時に夕飯、お風呂、片づけ、なんてやってるので、ゆっくり出来る時間がどうしても1時~3時になる。
こないだ通しをして、それを録画したのもを全員で見て、アーダコーダ言ってもう一度部分なおしをやった。
なんちゅうか、演出終わったね。
うん。
あとは、つけた演出を、役者がどう芝居にしてくれるかだね。
「もう出来たから、後はテンポと間に気をつけて、小道具をさばくところを稽古したらいいねえ」
て言ったらみのりちゃんに驚かれた。
あはははは。
音楽劇。
組曲虐殺
オペラは、筋をしらないとチンプンカンプンなわたし。
ミュージカルも、舞踏の激しいものは筋をしらないとついていけない時がある。
「音楽劇」ときくと、ミュージカルの和訳でもあるんだけど、安心感がある。聴いてたら、意味が分かるんだよね?と。
でまあ、この「組曲虐殺」ですが、やっぱり泣きました。
「太鼓たたいて笛ふいて」でも思ったけれど、表面的な知識でしか知らない人が興味を持つきっかけになっていいですよね。
映画でも、「チェ」や「血と骨」を一緒に観た人へ、いろいろ聞かれて解説した。
おお、そこに興味もったか!と嬉しくなったりする。
でも…
うーん。
S席:8,400円、A席:6,300円、学生割引でも5,250円。
富裕層が拍手を送る「プロレタリア文学」にちょびっと違和感。。。
いや、あの芝居への値段としては高くないですよ。高くないですけど、なんとなくね。
どうでもいい話だけど、神野三鈴さんがいつも倍賞千恵子さんに見える。
背格好と声がね。
オペラは、筋をしらないとチンプンカンプンなわたし。
ミュージカルも、舞踏の激しいものは筋をしらないとついていけない時がある。
「音楽劇」ときくと、ミュージカルの和訳でもあるんだけど、安心感がある。聴いてたら、意味が分かるんだよね?と。
でまあ、この「組曲虐殺」ですが、やっぱり泣きました。
「太鼓たたいて笛ふいて」でも思ったけれど、表面的な知識でしか知らない人が興味を持つきっかけになっていいですよね。
映画でも、「チェ」や「血と骨」を一緒に観た人へ、いろいろ聞かれて解説した。
おお、そこに興味もったか!と嬉しくなったりする。
でも…
うーん。
S席:8,400円、A席:6,300円、学生割引でも5,250円。
富裕層が拍手を送る「プロレタリア文学」にちょびっと違和感。。。
いや、あの芝居への値段としては高くないですよ。高くないですけど、なんとなくね。
どうでもいい話だけど、神野三鈴さんがいつも倍賞千恵子さんに見える。
背格好と声がね。
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