parfornir ruxu
劇団こふく劇場 25周年ツアー『ただいま』
観てきました。
あたしの9月もやっと動き出した気がした。
いま 「この日常」 を、つづける。
そこに如何とも抗えない 「こと」 が混在する。
そのとき人は
受け入れるのか馴染ませるのか拒絶するのか無い事かのように振る舞うのか。
硬直する「日常」
動き出すときは?
周囲の観客や隣のヤダミクがすすり泣くなか
「生きているということが即ち日常か」
などと意外や平穏に暖かい気持ちで観劇している自分が不思議だったけど(いつもなら泣くだろうなーと)
アフタートークで謎は解けた。
四十過ぎたら、人生(ある程度は)こうだと思うものなのね。と…
そっかあ、あたし、たいていの作家と同年代か歳上になってるんだー
という発見。
経験とか。いろいろ。
アフタートークでのもう一個
「三股に演劇がある」
事について 、ちょっとおかしな感想をあたしはもった。
スゴい田舎つっても、うちの実家くらいだろうなーと。
田舎だと町民劇や旅芝居やらがけっこう人気がある。
TVはもう日常。
映画は「孫や子にせがまれてわざわざ観に行く」特別なもので、劇や歌謡ショーも「わざわざお金を払って自分が楽しみに行く」ちょっとした贅沢なのだ。
だから、三股に有ることが当たり前になってても不思議ではないなーというのが個人的な感想。
田畑に囲まれないと分からん感覚だろうか…
あと、劇団は儲からないって話はねえーもー
昨日 普段、劇場とか行かない人にフライヤ渡したら
「えっ!!1,500円とかで芝居って観れるの?もっと高い印象だったー!」
…買い取り全国ツアー公演のお値段で思ってるのね…
と、思いましたよ…ああ、あたしら全然、宣伝出来てないなー
そりゃ昔は芸館満員で黒字続きだったのに、今はチケット売れないはずだわー、と。
いろんなことを考えさせられた公演でした。
最後に。
濱砂さんのかみもとさん後ろから抱きしめシーンは、キムタク超えでした。