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光るシイタケ

 


九重町民劇場の「光るシイタケ」を観劇してきました。
…そのまえに、腹ごしらえ~と、九重"夢"バーガー食べたw

「光るシイタケ」は原田佳夏さんの書き下し。
『九重町民劇場』に素晴らしくマッチした内容でした。
そしてそしてなんと!
九重町民劇場出身で大阪芸術大学へ進学した時松研斗くんが立派に演出を勤めあげた舞台でした。
場転、紗幕や照明の使い方、最小限におさえられた音響も見事ながら、やはり『九重町民劇場』を知り尽くしている彼だからこそ?かもしれませんが、出演者の魅力が(作者の原田さんや総監督の清末さんのお力ももちろんありますが)溢れ出て、客席をその世界で埋め尽くしてくれました。
芝居の質などの細かい点でつっつくと、そりゃ粗はありますよ。
そういうものとは、違う種類(種類という語彙が適切か自信ないけど)の『演劇』を魅せてくれました。

九重町民劇場は、とても特殊な「劇団」(?)です。
希望して入団した町民の他に、町役場の新人は入団して、スタッフや役者の経験を受けたりするそうです。
町が建てた文化センターのホールを有効に使うすべを「町の職員」が学び、「町民」と共に支えている。
(演劇以外にも、もちろん活用されています)
あの地域大合併で九重町として残り、地域再生事業債(過疎債とは別)を通行料であっという間に完済した「九重“夢”大吊橋」でご存知の方も多いかと思います。
やっぱなんか、腹の据わり方が違うのかな。
と、同じ大分県民でも唸る気持ち。

『ここでしか観る事のできない舞台』
『この土地で生まれた表現』
『その地域のもつ歴史を表現する』

最近、そういうのが多いです。
全国どこでも。
悪くないです。むしろ、良いと思います。
できていれば、ね。

そういった意味で考えると、今回の「光るシイタケ」は、地名や固有名詞を置き換えれば他の土地でも通用する普遍的な題材であったかもしれないけれど、九重町民劇場でなければ創りあげることのできなかった舞台であったと思います。





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