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「キリエ礼讃」

初かろのうろんの余韻にひたるふたり。

非・売れ線系ビーナス観てきました。
おなじみの三名で、、、ふふ。

ほんとはキリエちゃんと記念写真撮ってほしかったけど、あまりの可愛さにその画像を自分のスマホに内蔵するのも申し訳ない気分になったのでじつと耐えました。
歌はやはり富田さんが突出してるのかな?とか失礼な想像してたらとんでもない。みなさま謡うわ踊るわ動くわ可笑しな人だわで、圧倒されたOP。
手拍子うってノリノリ。
そもそも桟敷中央に陣取ってるし(←)
いつもだと上のほうの席に座って全体を観るのが好きなんだけど、なんかとってもライブ感に浸れました。もう一度観る余裕があったら、Wキャストのもう一方の日に、上の方の席でも観てみたかったかな。


前説で練習したのもキッチリやりましたよ!
信者と並んで!!(笑)
(前説のとき、二人がぎゃ。のTシャツ着ててちょっと面白かった)
キリエ信者があたしの右に座り込んで応援してるんですよ。
んで、キリエちゃん最高ーとかキリエちゃんが優勝に決まってるーとかそういう掛け声をかけながら萌え萌えだったので、目があったとき、ついあたしも
「キリエちゃんが一番だよね!」
みたいな、よー分からん事を普通に言ってまして、、、
はい、あたし、キリエ信者になってました。


小ネタが各所に散りばめられていたけどマニアックなものや昭和なものが多々あり、これ、平成世代には分からんのでは。と思いながら大笑いしました。


たっぷり楽しんで物販!
Tシャツとご利益があるという「結婚おめでとう手ぬぐい」を買おうとしたら馬女のがま口があって、おお~と盛り上がってゲット。舞台に登場するものに近い色のラストでした。ふふふ。ラッキー。
そのあと、おずおずとぽちさん(もう8カ月だったんですねー!)のお腹に触らせてもらったり(きゃー)なんかすごいな。ここ、いま、生命と無償の親切と愛と奉仕の心のるつぼなんやなぁ、、、とか思いながら帰路へ。
途中、三人でウギャーと大興奮するようなハッピーな連絡があり、「非・売れ線系ビーナスのご利益」が立証されました。



矢田邸にて乾杯。


キリエ礼讚観たら牛丼食べたくなった。



このあとスケジュールやらなんやらかんやら打ち合わせまくる。
と、酔いと興奮で限界に達したかヤツが倒れこみました。
わたし、明日も朝から仕事なんで帰ります、、、byルーシー




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チェルフィッチュ『スーパープレミアムソフトWバニラリッチ』

観てきました。

ちゃっかり岡崎藝術座の半券出して200円キャッシュバックもらっちゃった~☆
受付の美女たちにネイルを誉められた!うひひひひ。


所々、【音楽に合わせた動き】にリズムが無く【台詞】をそれらと全く違うテンポで話しているのが何だかこぅ、違和感という言葉とはまた違う不思議感がすごくて、岡田さんは身体性についてどう思ってるんだろうと詳しく知りたくなったり、このまま何も知らないで舞台を観たかったりと脳内が賑やかでした。


国(政府)、官僚(会計監査院…はちょっと違うかな)、地方自治体首長、地方自治体公務員、国民(市民)
の、物語と思って観ると、風刺が効きすぎてて笑いが止まらなかった。
いや、あたしの勝手な解釈ですよもちろん。
場内も笑いが起きていて、いいものを観た時の満足感が溢れました。


力造さんを見失ったのでヤダミクと二人で行こうかと思ったらロビーで羊太郎さんを発見!!
ヤダミク、帰りの車で歌ってたくらいお気に入りの『ゾンビの瘡蓋』の作者さま。
捕獲拉致連行してトマトラーメンを食べに行きました(笑)
時空の旅メンバーがやたら行ってて一回行きたかったんですよ~



わっさわっさ食べて、羊太郎さんを熊本行きのバス乗場までお送りし(当たり前だ)大分へ帰りましたとさ。




岡崎藝術座『+51 アビアシオン,サンボルハ』

熊本公演へいってきました。

久しぶりの早川倉庫。靴下厚めにつき最前列上手の桟敷に座り込みました。
この演目に関して前評判(動画や対談や感想まとめ)を一切いれずにわきわきしながら挑みました。

演者に酷な激しい動きと観客に酷な台詞まわし。。。との感想が多かった岡崎藝術座ですが、ものすごく動かなくて(だけど役者に酷だった)ものすごくストレートな台詞(だけど時々惑った)でした。
なんだよ!観やすいし分かりやすいじゃないかよ!とか思いながらも、なんつーか「音」に集中する芝居でした。
音響という意味合いより、台詞も音の一部のような。


これは体験談なのかな?という(多分)主役の男性(作者の実体験だとアフタートークで判明)の語りのなかでふいに主語が散逸する。聞き慣れない単語が現れる。
みちゃうんですよ。
英語の字幕を!
なにこれ。
日本語を追うために英語読むってなに?
雪国の冒頭かよ!とか心の中で突っ込みながらそれはもーう必死です。
英語がままならない身の上で頼れるものが英語の字幕なんですよ。
観劇後にお茶してくだすった美樹さまとウエダさんに言ったら「そう!」「やった!字幕見た!」と同意を得ました。
それで「分かりやすい」とかよく言ったなと突っ込まれそうだけど、いや、とても分かりやすかったんですよ。
この感覚と似た経験を最近したなと思ったら『地面と床』の別パターンでした。(あの時は中国語を読みながら日本語を聞いて文法上のタイムラグを愉しむという関係でした)
序盤でやすやすと現代の演劇事情やネット民に知識人へ物議を醸しながらそれがどうしたと進む物語。
物議部分の補強にもなる続きだったけど、それだけでも成立はするんだなあ。
これはもう一度文字で読みたい。というかヒロシくんに読ませねば。
と思って戯曲を買いました。多分これ好きやわ。貸すから読めと。


明日(土曜日)のお席はまだゆとりがあるそうです。
いまのうちに観ておいたほうが良いと思って行ったわけですが、とても良かったです。あたし偉い。


※以下は、どうでもいい話です。


アフタートークで「…ん?」と思ってインタビュー記事や対談やら読んだんです。
★セルフ・ナラタージュ #01 神里雄大(岡崎藝術座)
http://d.hatena.ne.jp/bricolaq/touch/20150306/p1


25年前とかもう、時代が違う話になるとは思うんだけど、それ前提で思った、共感出来なかった部分。いや、実は共感出来るが持続しなかった部分の話。
今日、ヤダミクと話していてやっぱそうだよなと確認。


『ペルーのおばあちゃんの家でNHKBS 見てて、今、日本が大雪ですとニュースで騒いでても関心がなくなる。日本の情報どうでもよくなってきた。』


『海外にいたら日本で賞をとろうがとるまいが、今、この場に何も関係ないという感覚。ここで賞をとっても、目の前のペルーには何の影響もない』


↑このあたりです。
上海に行って最初の1ヶ月くらいは、とにかく「料金を聞き取れるようになる」事に必死だった。焼き芋数本、アイス一本買ってもお釣りが分からんから。
まず、住んでるとこの前の道に出てる露天で鍛えられた。
部屋では中国語に慣れるために現地の番組を流しっぱなし。


当然BSなんか映りません。
バスに乗れるようにやっとなって、闇の両替にチャレンジ(←いけません)
3ヶ月経った頃だろうか…日本に飢えた。


外資系のホテルのジムに通い、BSでニュースをしつこく見た時期があった。でも、お金が続かないもんで一週間遅れる事もある日本の新聞を隅から隅まで読んだ。大学の図書館に通い、留学生たちが置いていった小説を貪るように読んだ。今まで読んだこともないジャンルまで読んだ。


そんな生活で何よりも困ったのは「日本の文化を知っていて当たり前だ」という扱いを受けたこと。
着物の着付けに芸術大学の演劇学科に呼ばれたり。


あたしは、日本人なんだなあ。


そういうことが浮き彫りになったとき、なんか開き直ってカタコトしか話せないくせに中国各地を旅行した。
竜巻に巻き込まれそうになったり砂漠でコンタクト落としたり(笑)珍道中もいいところ。でもまだ地方では日本人は珍しかったのでいろんな人が親切にしてくれ、日本の事を聞きたがり、VIP 待遇もいいとこで人気者気分も味わえた。


後年、弟の連れ合いの実家…とんでもない田舎だった…に一族を代表して付き添い挨拶に伺ったときでさえ、近所の人もホテル周囲の人も
「日本人がいるって!?」
とワンサカ集まってくるわ、遠縁のおじいちゃんが杖をついて山道を二時間かけてやって来て顔を見るなり
「なんだ、俺たちと変わらん顔だ」
と、ろくに休憩もせず帰っていったり…
異邦人体験も満喫したのでした。


とまあ余談たっぷりですが、そんな体験をしたからなのか、自分が政治に近いからなのか分からないけども
海外に居ても「今日の実家の天気は晴れかー」と思うし、日本にいたら「あいつの国は雨だなーこっちは晴れなのに」とか思う。


短期の旅行のときは、そこまでないけど。


↑ここ。
どうも、短期の旅行の時の精神状態と似ているなあ~と思ったわけなんですわ。
だから
どうとかいう話ではない。


ただ個人的に勝手に、彼は二年間くらい海外で生活したら、もっとおもしろいものを出してきそうだなと、思いました。




「大分大学退任記念 13140 days展」

 iichiko総合文化センター 県民ギャラリーにて。
ギリギリ最終日に行ってきました!

個室は必ず有るのかしら…

メトロノームの規則的な音を聞きながら見る映像は、確かに時を踏んでました。刻んでないねえ。踏んでた。ステキです。


偶然ヤダミクと会いましたよ。
今日行くって話はしてたけど同じ時間に行くとは。
せっかくなんで、朝帰りした大人の女などんちゃんを呼び出して、軽くなんか食べよう!と向かったラーメン屋が店休日Σ(´□`;)
「駅に戻るのは負けた気がする!」
とヤダミクが言うので商店街へ。
で、通りかかった若草公園で
「ああー今日、たこ焼フェスやったー」
とあたし。
どんちゃんの目が光ったので公園でたこ焼食べました。寒かった!(笑)
キムチ・揚げぽん酢・味噌チーズの3つをわけっこ。

このまま帰るのもあれやから、珈琲飲む?と南蛮珈琲を飲みに行く。
熱々で身に染みた…久しぶりのタルトも美味しかった…


日が暮れたので二人とわかれる。
家で肉でも焼こうかな~とか思ってたら高級ステーキ弁当をおばちゃんがくれたので、みんなの不思議少年の優勝お祝いツイートとか読みながらわいわい食べました。


いま、お腹痛いです。




Re:北九州の記憶

こちらを観に行ってきました。

この企画について、劇場塾でいろいろと教えてもらったので、とーても観たかったのです。
今日の分は前売り完売。
満席の中よい席に座れてみやすかったわあ。


Re:北九州の記憶は2回目だと思う。
複数の作家による短編集。
前に観たのと比べてしまうと、どうしようもない切なさやお話をしてくれたおじさんおばさんの影が薄かったけど、その分トータルのまとまりがあってキュッと観れた。
序文の寺田さんの読み方にゾワゾワした。
集中させるのが本当に巧い人だわあ。
リーディングっていろいろなやり方があるけども、今日のはかなり「本」と「身体」が呼応していて好きでした。




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