parfornir ruxu
制作修行者のたまに制作じゃない日記。
「これが100である」
二人とも話したんだけど、ちっとも100に満ちていない事をみせることで、逆に100であるとか99で途絶えた無念や切なさが強調されていたようにある。
演出から質問を投げ掛けられ、はい、直ぐに答える!と手を叩かれても反応が鈍い。
鈍いというより
見た。聞いた。人の顔だ。ああ、演出だ。ということは、聞こえたのは言葉か。言葉であったなら音声を言語に変換しよう。これは言葉で、質問だ。質問に答えるのか。では、考えてみよう。
こういう風に、彼女の中で流れている時間がゆっくりなのだけど、ただゆっくりなのではなく、ずっと生きている。
人間として右脳から左脳へ渡す速度が緩やかなだけで、衰えている訳ではない。
再現した老婆に一番近かったけれど、彼女の速度が緩やかなだけでは老婆にはならない。
そこら辺が、100にならない部分なのかなと思った。
小道具のイレギュラな動きが役者の動きの記銘に影響を及ぼしてレコードラインに波が生まれたのも、象徴的だった。
面白い試みを始めてるんで、次は照明にもっと時間を割いて、より演劇的になったものを観たいと思った。
たのしみ。
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