parfornir ruxu
制作修行者のたまに制作じゃない日記。
『三月の5日間』
「『三月の5日間』100回公演記念ツア」
はりきってパー券付きのチケットを入手しました。
予備知識まったく無し。
噂で聞いたのは
「えっとー・・・お洒落で・・・・都会なかんじで・・・・観客もお洒落で・・・」
なんじゃその漠然としすぎな印象は!
と
突っ込みながらも頭を占めるのは「パーティのドレスコード」ですよ。
とりあえず、寒くも見苦しくも無く、コートクロークはないだろう。というようなチョイス。
えっと、時系列でいく。
先ず、余裕をもって到着できるように、まんまと着いた。
「会場設営の都合で開場時間が遅れております」
とアナウンスをしながら、使い捨てカイロを配布してくれる。
でも…
それ、小道具?それとも、今から喰うの?
と見える(違うかもしれんのやけど)コンビニ袋を持った関係者が会場に入っていく。
この緩さ。
なんだろう、この緩さ。
若い頃に遊んでたクラブと同じノリやないか。(いや、その頃は強引に、寒いから入れろやって会場には入ってたけどさ)
ひたすら並んでいる客を気遣い、謝り倒す受付のFさん。
文句が言えない。
(「まさかアレ今から喰うんじゃねーだろうな」と言ったのが、関係者に聞こえたかは知らん。聞こえてたら失礼。)
夜中のツイートを見てなかったので靴を脱ぐとはしらず、ブーツを選んでたおバカなあたし。寒い。
とりあえず、後ろが詰まっているので2Fへいく。
しかしやはり、トイレにいきたい。
1Fでダメ元で聞いてみる。
「あの、ブーツなので、トイレに行けるような外履きスリッパありませんか?」
「あーないですね。」
とザックリ言われる。
まぁ、普通、そうやろうな。と思う。
で、またFさんが申し訳ありませんと、何故かひたすら謝ってくれる。
いや、あたしが申し訳ない。
あたしが靴を脱ぐと確認してなかったのが悪いのに。
人通りが途切れたころを狙ってブーツをはき、トイレ。
(迷惑になるけんねぇ・・・)
トイレもおしゃれ。
開演前、寒さと空腹に負けて、ホットスープとおにぎりを購入。
おいしかった~!!
スープの具が食べづらいでしょうからと、わざわざ追いかけてお箸をくれる。
とにかくパーティーケータリングは、終始、さすがだった。
そしてマニア心をわしづかみな建物。
曲線が美しい。
やっと芝居の話です。
正直に言うと、現代口語演劇とかどうとか、あたしどうでもいいんだよね。
面白いか面白くないかなんだよね。
表現したい事を伝える方法論としての何かとか努力が、そこにあるかどうかってことやんねぇ。
と、ずっと言ってきたけど、これはそうか、これがそうなのか。と納得した。
このやり方で面白く、飽きず、分かるしうん。
なるほど、これが現代口語演劇なのか。と思った。
じゃ、あたしが今まで「そうだ」と言われてみてたのは何?
分からない。
違いが分からなすぎる女。
ファミレスとかで、だら~っとしてる時に
「そういえば、こないださ~」
で始まるような話。
そして話すのが、説明がヘタ。
普通の人。
ん~ん?うん。・・・ん?
ああ、うん。・・・え?
お前、ここ、奢れよ?みたいな話を聞かされる。
が
「・・・というお話を、今からします」
うそん。
みんなちゃんと見ているから
そうとう我慢したけど
大笑いしそうになった。
何これ、笑わないほうがどっかオカシイんじゃないの?
っていうくらいおかしい。
ミッフィちゃんはサスガに会場中、爆笑してたけど。
それでこれがまた最後の最後で、これは、完全にやられた。と思った。
それまでも、ほんとその辺にいる人で、友達にも一人や二人いるような人々で、それがずいぶんとリアルで。
でも
2度の暗転後。
その服だったんやろうね。うん。3月だしね。
な
カップル未遂の金銭のやりとりと無難な会話と
やり逃げされた女の・・・えっと、うん、まぁ、シツコクする程じゃないか。つか、えっと、別に平等?みたいな。いや、あたし、これ、付き合い始めるとか思ってないし。
みたいな現実味。
あ、これはいかんよ。
これ、本当の話だよ。
そういう事を芝居でできるのか。
「自然な芝居」「真に迫った演技」「リアルさを追及した所作」
なーんてよく目にしますけど
これ、芝居?演技?
これが現代口語演劇というやつなの?
驚いたまま終わってしまった。
ので
役者のみなさんには、何も話しかけられなかった。
なにを言っていいやら。
ですよ。
そしてライブタイム。
更に床さえ丈夫なら、みんなで踊りたかった演奏!
あー踊りたかった。
その後のパーティもとても楽しかった。
知っている人も知らない人も楽しんでる。
100回記念ケーキもかわいかった
そうそう、100回記念ケーキの最後の1塊を食べたのはHさんに間違いありません。
福岡・熊本・大分混合チームで席からみてました(笑)
高野しのぶさんと2年ぶりの再会も嬉しく。
そんなこんなで楽しすぎて、岡田利規さんの周囲に集まっている人や、挨拶の順番を待っている人々に負けて、ひたすら長いすに座ったまま会話を楽しんでいたら、最後の最後に、岡田さんたちの方から足を運んでくださった。
ごめんなさーい!!
ちゃっかり名刺をお渡ししたあたし。
ちゃっかりだ。ね。
岡田利規さんって、気配を消すのが上手な方ですね・・・
そして、とてもあんなセリフを書くような人には見えなかった・・・
いろいろと「デ・カルチャー」なかんじで帰りました。
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